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CHTY 帰ってきた、ねこ上級

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包丁人味平 - Wikipedia

包丁人味平がコンビニ廉価版漫画になっていたので、ついつい買ってしまいました。

子供のころ暇だったのでよく本屋で立ち読みしたいたんですが(野球とかスポーツ嫌いだったので)、当然ジャンプやらマガジンの漫画は人気があるぶん本屋でもビニルに包まれていて、立ち読みできないわけです。立ち読みできるのは売れ線とはちょっと外れている、ワイドコミックス系。しょうがないのであまり小学生が読まないような漫画ばかり読むようになってしまいました。バイオレンスジャックとか(あれは子供の教育にはよくないと思います)。

その中にこの包丁人味平もありました。なぜかこのビッグ錠+牛次郎のコンビは立ち読みできるようになっていた。あと「釘師サブやん」とかもあったなあ。子供が読む漫画じゃないよな。

この包丁人味平カレー編の結末も強烈過ぎてよく覚えてる。確かいろいろ勝負を繰り返したあげく敵方のカレー(ブラックカレーって名前)にはどうしても勝てずに最後を迎えるわけだが、相手の料理人(カレーのスパイスを調合した人)が発狂してエンド。どうもそのカレーのスパイスに麻薬成分のあるものがあったんじゃないのか?と匂わせてあいまいに終わるという強烈な結末。小学生が読む漫画じゃないよなあ。

確かラーメン編でもドラム缶でラーメンのスープ作ってた。卵の殻とか入れてて子供心に「残飯じゃねえんだから」って思ったなあ。ともあれ、料理漫画の中では僕の中ではトップです。これに比べたらミスター味っ子もクッキングパパも甘い甘い。だって結末が料理人発狂だもの。そんなん絶対勝てないもの。







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ひなちゃんの日常2 (産経コミック)
南ひろこ
産経新聞出版
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1998年9月から産経新聞の生活面に週1回(火曜日に)掲載されている漫画「ひなちゃんの日常」。幼児である主人公のひなちゃんの日常生活を描きながら、人の優しさ、暖かさ、思いやりの大切さなどを描いている。2004年までの6年半分を単行本にまとめた。

週1回の掲載ということもあり、当初は注目されなかったが、次第にファンが増え、火曜日に掲載されると、「いつ本になるのですか」という読者の問い合わせが必ずきた“隠れた人気”漫画。


「ひなちゃんの日常」買ってみました。新聞に連載されていた漫画なのでいわゆる漫画的な「面白い」というのとはちょっと違うけど、よくあるどうでもいい新聞連載漫画とは何か違うものを感じる。サイバラの真面目な叙情的な方の作品を、もっと世界観をほのぼのとして善人だけ出したような感じ?主人公の「ひなちゃん」はおそらく幼稚園に行く前くらいの年で、子供の無邪気なところをおばあさんのような妙な落ち着きが同居しているような女の子、のお話。ほのぼのします。

架空の子供を描写するという意味では、「よつばと」とも比較できますが、あれともまたぜんぜん違う感じ。「よつば」もたぶん子供のカオスさやユニークさを描きつつ、じつは現実の子供の行動様式とはぜんぜん違うところが面白いところなんだけど、このひなちゃんも。実際はこういう子供はいないじゃないかと思う。

よつばのヘンさはたぶん言葉の意味を取り違えてたり、本人の中では独自の理屈があるんだけど、それが回りに通じていないので彼女の行動が周りからはエキセントリックに見える、というおかしさなんだと思う。実際の子供は独自の思考・理屈はほぼなくて周りとの相互作用で短絡的に動くところが多いので、実はよつばの行動の予測不可能さのようなものは案外ない。

ひなちゃんの独特さは、子供の無邪気さ、かわいらしさと、年寄り悟り、礼儀正しさ、保守的な倫理観が同居しているところにあるのかと思う。それは、ひなちゃんが子供なのに丁寧語を常に使うところに現れている。

とまあ理屈をこねましたが、純粋に子供好きならば読んでいて「かわいい!」となごめる作品です。新聞に週一連載ということで、本来ならばあまり注目を浴びることのない作品だったと思うのですが、それが5巻まで単行本化されて僕の目に付いているというところで、なにか独特の魅力のある作品じゃないかと思う。

僕も姪っ子がいてかわいがっていて小さな子供のかわいらしさは理解できるので、非常に和みながら読みました。こういうのを読むと、子供がいないことで損をしている気にもなる。んな作品です。

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久々に柔道部物語を一気に読んだ。懐かしい!名作です。

小林まことは、天才という感じとはちょっと違うが、確実に面白いものを描けるスキームのようなものを持っていると思う。柔道部物語もどちらかというと情熱で描いたというよりは、面白くなるように計算して描いたという感じではあるが、それちゃんと面白いんだからすごい。

ただこの作品がそうなんだが、年月がたった今となってはあまり話題に上らない漫画になってしまっている。やっぱり時代が過ぎると忘れさられてしまうところは、何回読んでも魔法のように繰り返して読みたくなるキャプテンのような作品と比べると、ちと違う。

ブックオフなんかによやたら在庫のある漫画なので、100円だったら買ってあげてください。おもしろいですよ。

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小林 まこと
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ちばあきおのキャプテン&プレイボール。小学生のころから何度も何度も読んでいるのに、何度読んでも面白いという魔法のような漫画。

しかも野球好きならともかく、この年代には珍しく野球にまったく興味ないのですよ!野球のルールもまったく知らない。(やるのも見るのも嫌いだし、そもそもまったくやってないので、ちょっと普通の人がびっくりするくらい基本的なルールも知らないです)

そんな野球嫌いな俺が面白く読める、キャプテン&プレイボール。このあいだ文庫版を全部そろえてまた全巻読みました。子供のころは友達に家に遊びに行ってキャプテン読んだなあ。人んち遊びに行って一緒に遊ばずに漫画ばっかり読んでいるので嫌がられたなあ。

漫画全巻読んでしまった余波で、アニメ版のキャプテンも見ています。実はひかりTVでキャプテン全話ただでオンデマンドで見れるんですね。キャプテンのアニメ版がまた秀逸。なんつうか、少年役の声優がみんなあきらかに素人でセリフ棒読み。それがまたあの素朴な絵柄と妙にマッチしていてすばらしい。さっきはイガラシキャプテン時代に春の選抜の直前になって練習が厳しすぎると父兄から物言いがつき、棄権せざるをえなくなるところを見て感動しました。

全部見たところ、やっぱりイガラシ時代がチームとしては一番強い。春の選抜は棄権したが、夏の大会では初めて正規に勝ち取った全国優勝。谷口時代は地区大会の決勝で青葉と競って負け、青葉が全国大会で優勝した後にルール違反が発覚していきなり全国大会の決勝レベルで再試合をして勝利、「実質的な」全国優勝ということになったので正規に勝ちあがったとは言いがたい。

丸井時代は彼の人徳のなさか弱くなり、春の選抜は負け、夏は地区大会優勝で力尽きて全国大会は棄権。だからちゃんと正規に全国大会を優勝したのはイガラシだけなのだ。

それにしてもイガラシみたいなやつ、俺の人生と違いすぎる。彼が朝から晩まで厳しい練習をこなし、中学生ですでにキャプテンでリーダーシップを取り、しかも勉強までちゃんとして、スポーツで勝利する喜びを味わっている頃、俺はというと、スポーツ大嫌いで家でゴロゴロしながら漫画を読み、放課後図書館で本を読みまくり、リーダーシップどころかあまり人と会うのが好きじゃなく、毎晩夜更かししてラジオの深夜放送を聴いて、授業中寝てばかりいた。勉強は大してまじめにしてなかったが成績だけは良かった。

同じ人間でもこれだけちがう生き方をしていると、大人になったときに体力も人格もぜんぜん違ってくるんだろうなー。小中とずっと部活をしていた女子と何回か付き合ったことあるけど、やっぱなんか体が違うもの。もちろん俺は男だから相手よりも背も高いし肩幅とかもあるんだけど、やっぱなんかさわった感触というか、体幹のがっちりした感じが俺と違うんだよね。俺はなんかそのへんぐにゃぐにゃしてる。スポーツしてない女の子もやっぱそんな感じ。成長期の6年以上毎日スポーツしてた人と、ゴロゴロしてた人とじゃやっぱなんか根本的に体の構造違うよね。



君の背中に夕日が差す
僕はありがとうとそっと言うのさ

たとえ夢が壊れたときも君がいれば
望み湧いてくるよ。明日が見えるよ

君の背中に夕日が差す
僕はありがとうとそっと言うのさ


※アニメ版キャプテンのエンディングテーマ

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月刊サンデー、略してゲッサン創刊。ヤンサン休刊して、ゲッサン。実はヤンサンの前身は、「少年ビックコミック」という少年誌だったことをご存知でしょうか。俺はこの少年ビックコミックの愛読者で、当時連載していた「空色みーな」という漫画は実は北崎拓先生のデビュー作だったりします。その後青年誌としてヤンサンにリニューアルし、ヤンサンが休刊してゲッサン。つまりもとの鞘に戻ったというか、初心に帰ったというか。。。

目的はもちろん「ながいけん」。俺が「今まで世に出たギャグ漫画の中で一番面白い」と断言するほど高く評価している「神聖モテモテ王国」を描いた作者が久々に新作です。でも世間ではいまいちこのマンガの価値を認められていない気がする。でもこういうところで復活してきたり、最近新装版が出たり、2ちゃんでときたま「モテモテ王国」のスレがたったりするところ、カルト的な人気はあるみたい。(ギャグ漫画でカルトってどういうことだ)

世間的には「あずまんが」の復活が目当てって人が多いのかな。俺はそこまであずまんがが好きなわけではないのでそうでもなかったが、ネタが「あずまんが」なのに絵柄が「よつばと!」に進化していて不可思議な感じ。委員長なんて完全に「よつば」の顔にしか見えない。(髪型と髪色が同じ)
これだったらむしろ同人とか描いてる人のほうが昔のあずまんがに近いだろうね。

あとはヤンサン放り出されてた島本和彦の「アオイホノオ」がゲッサンで復活。この漫画は最近島本先生が調子に乗って顔出していろいろなメディアにでまくっていてなんだかむかつくことを抜かすと、面白い。どうでもいいけどこの「アオイホノオ」は柳沢きみおの「青き炎」を意識していたりするのだろうか。

まあゲッサンは、今見ていたメンツが売りになってることから分かるとおり、どちらかというとまったく新規読者の獲得とか、新しいチャレンジというよりは「マンガ好きのためのマンガ」を目指した、ある意味マンガのことを良く分かっていたりするマニア向け雑誌を目指しているような気がする。

ちなみに最近「アオイホノオ」のようなこういう漫画家漫画、メタ漫画が流行っていますね。メタ漫画の元祖はもちろん「まんが道」。そこから久しくメタ漫画は流行らず、久々にその路線を復活させたのはやはり島本和彦の「燃えよペン」。最近だと「バクマン」がそうですね。

ちょうど最近出た、少年マガジン50周年で小林まことが書いた「青春少年マガジン1978~1983」もそう。ちなみにこの「青春少年マガジン」、帯に「ボロボロ泣きながら描きました - 小林まこと」とあるんだけど、確かにものすごく泣けます。そもそも同時期にデビューした「新人3バカトリオ」(小林まこと、大和田夏希、小野信二)のうち、2人が死んでるってどういうこと?漫画家って職業、どれだけ過酷なんだろう。一般にはどちらかというと「よくさぼる(今で言う富樫?)」というイメージだった小林まことが、当時過労で原因不明の鼻血が出たり、「今日、2度吐いた」などの日記が残っていて、慄然とする。

しかも大和田夏希、小野信二っていう二人の名前、俺は正直言って知らなかった。当時はそれなりに人気を博したはずなのに、死んでしまった今ではほとんど忘れられてしまっているんだねえ。残酷なものです。







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バクマン。 (2) (ジャンプ・コミックス)
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