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作品は有名なので特に説明はせず。サイバラいい人モードの子育てマンガ。
これを読んで思うのは、小学生の息子の特性。サイバラは自分の息子、息子の友人、友人の息子がみんな似たタイプ(大雑把で汚くて騒がしくて元気)なので、「小学生男子」というのものはそういう生き物だ、という捉え方をしている。
しかし僕はあきらかにこういうタイプではなかった。おとなしく、勉強ができて本が好き、家で遊ぶのが好き、運動は嫌いで友達はいないわけではないが少なめ、という感じ。そういうやつはこのマンガには出てこないし、まあサイバラの息子みたいなのとは全く仲良くならないんだろう。
小学生の頃、同級生とは話もあわないし、面白いと思うものが違うし、そもそも理屈が通用しないし、騒がしくてうっとうしいしで学校のやつとはどうにもなじめないなと感じていたが、このマンガを見て俺以外の小学生男子がみんなこんな生き物だとしたら、そりゃ合わないな、と実感。みんなこんな動物みたい行動パターンで動き回っていたわけね。
しかし男の子としてはおそらくこの「サイバラの息子」の方が普通なはず。逆に俺と違って朝から晩まで友達と泥だらけになって遊ぶことで学んでいることも多かろう。俺はそういう部分で学ぶべきところは少なめなわけで、それはそれでのちのちの人生に影響するので注意、ってもう遅い。
それにしても、サイバラ娘がすごく女の子らしいものに憧れるってのは不思議。女の子が女の子らしくなるのは本能なのかあるいは後天的な刷り込みや友達同士で影響しあうものなのか、謎。特に僕が仲良くなったつきあってきた女の子はいわゆる「オンナ」っぽい人は皆無でむしろ男らしい性格の人が多かったので、よけいそういう女らしい女の行動様式がわからないのです。
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とても不思議な漫画。
主人公は銀行を辞めて田舎で百姓になろうとする男、高見。舞台は東北(福島?)の田舎「かむろば村」に彼が百姓になるため引っ越してくるところから始まる。
実は彼は銀行勤務のときに精神を病んだことがもとで「お金アレルギー」になってしまっている。お金を見たり触ったりするだけで吐いてしまうので、田舎暮らしをすればお金を一切使わなくてすむと甘い考えを持って来たのだった。
そこには乱暴だがなにかれとなく面倒を見てくれる「ヨサブロ村長」をはじめとして癖のある住人たちが集まっている。一見のどかな田舎暮らしだが、内実はそうのどかだけではなくて、、、というお話。村にはみんなに「神様」と呼ばれてる写真好きのじいさんあおり、彼が本当の神様なのかそうでないのかがよく分からないまま話が進んでいく。
当初「ダッシュ村」みたいなのどかなお話かと思えば、途中で女子高生に気に入られたと思ったらヤクザとつきあっていてもめたり、近所の旅館のおかみの子どもがあきからに村長と同じ顔をしていたり(村長はちゃんと別の嫁さんがいる)、ヨサブロ村長をたずねてくるヤクザが登場して彼の過去が判明したり、村を市町村合併してダムかゴミ処理場にしようとする政治の動きが出てきたり、なかなかきなくさい。それでいて生々しい辛い話かというとそうでもなく、どことなく牧歌的な、それでいて昔ながらの狭い集落での農民の暮らしのようなリアルさが同居している。
この漫画が「面白い!」かというとそういう言葉は似合わないというか、手放しでほめるようなものではないけれど、読んでいるとどんどん釣り込まれてしまう魅力がある。のどかなようでシビア、シビアなようでのんびりした不思議な雰囲気。こういう不可思議な物語が登場してくるから、漫画はやっぱりすごい。全4巻完結。
柔道部物語、帯をギュッとね!、コータローまかりとおる(柔道編)と柔道漫画を制覇してきた俺としては、この漫画もチャレンジするのだ!
最初は買ってきたはいいがあまりの絵の下手さに抵抗があり、しばらくほうってあった。きっと初心者が絵を描きなれる前にセンスだけでデビューしちゃって、そのせいで絵の上達はまだまだのクチかなあと思っていたらなんのなんの。この人「神戸在住」を書いていた人と同じだった!(こっちも家にあるのに同一の作者だと全然気づかなかった)
つまり、画風をがらっと変えたらしい。どちらかというと平面的イラストレーション的な絵柄だったのを立体的、写実的な絵に180度強引に画風変えてしまったみたいで、その移行期のために絵柄がおかしかったみたい。
この漫画は京都の名門お嬢様女子高の女子柔道部のお話。柔道経験があり天真爛漫で世渡りがうまく人当たりのいい高瀬雅という子が主人公。この柔道部は弱小なのだが、なぜか主将の大石萌だけは全国4位の実力者という設定(というか女子高にはありがちなのかもしれないが、見た目も性格もまんま男みたいなキャラ)。高瀬雅はこの学校の理事長の孫なのだが、そのことは周りには伏せておくように言われている。(ばれたら退学とな)
この漫画の面白さは東京都は一風違った京都独特の人間関係の間合いの描写。なんというかうまく言えないが、京都弁でのんびりした鷹揚な口調で、そのくせ心の中でどす黒いことを考えて相手の腹を読みあってる感じというか。。。この京女この独特の雰囲気、分かるでしょ?セリフがすべて正確な京都弁(主将は単なる完成版かな?)なので、読んでいてあの京都弁のイントネーションが頭の中をリフレインしててなんだか気持ちいい。
あとは女子高で体育会という、男が関与しない社会独特の、あけすけな女社会の雰囲気もリアルに描かれていて面白い。女の子のキャラもしっかりもの、超お嬢様、男と変わらないやつ、臆病でどんくさいやつ、周囲から浮く変わり者などいろいろな個性があって面白い。
絵の雑ささえ我慢できればかなりお勧めの漫画。柔道も上級者が初心者に基本を教えるシーンを丁寧に書いていて、それが漫画の1シーンでもあり、読者に対する解説にもなっているという構成。主将の大石の必殺沢の「袖釣り込み腰」を見て「あ、樋口の技!」と思ってしまいました。おすすめ。やっぱいいなー京都弁。大阪弁は大嫌いだけど。
コッペリオン4巻まで読んだ。これ面白い!
舞台は2036年の日本。東京はチェルノブイリを越える原発事故で壊滅的に汚染されており、人の住めない死の都市になっている。(首都は京都に遷都)
その中で遺伝子操作されて放射能の抗体が備わっており、通常ならば防護服なしでは即死するような環境でも平気で活動できる特殊な人間「コッペリオン」の3人の女の子が、閉鎖されている東京に入っていまだに住み着いている住民の救助活動をする、というお話。
放射能が平気なコッペリオンはなぜか女子高生。なぜか普通のミニの制服姿。でも話は萌えだったりふざけているわけではなく、リアルでシリアスな軍事色が強いストーリー。コッペリオンの女子高生は軍事訓練を受けており、「教頭」と呼ばれている自衛隊の司令官の指示を受けながら救助活動をする。僕らのよく知っている東京が廃墟と化しており、放射能汚染で防護服と酸素ボンベがないと活動できない死の町を、コッペリオンの彼女たちだけは制服姿で平気な顔をして歩いているギャップが面白い。あと、東京の崩壊っぷりが廃墟好きにはたまらない。
題材はシリアスなのだが、女子高生たちのアクションに勢いがあり、そこまで深刻な話にならないところが救える。国際政治の話が出てきたり、原発をどうしていくか、などの深刻な題材を、キャラの勢いで進めていくあたり、ちょっとだけ「国民クイズ」にも近いものを感じた。
SFとしては結構テキトーなので、その辺はファンタジーとして読むべし。常識的に考えて東京湾に原発置くわけないしね。主人公が女子高生で制服着てるってのは細かい考証より先に
「廃墟と化した東京で制服姿の女子高生が戦闘している」
っていうシュールな映像を描きたい、っていうフェチシズム的願望が先にあったからだと思う。俺もそのフェチ願望に共感した!
ヤンマガで連載されており、僕はヤンマガを立ち読みしているので存在は知っていたんだが、面白そうな雰囲気は感じてたんだけど週ごとにばらばらに読むと前後の背景がよく分からず、意味が分からなかった。ちゃんと単行本でまとめて読むと面白そうな予感がしていたので、今回4巻まとめて買って読んでみて。やっぱり面白い!おすすめです。
どうでもいいけど、主人公の関西弁の女の子は、「おおきく振りかぶって」の女性監督になんとなく似ている気がします。
今、「空手バカ一代」読んでます。しかもつのだじろうVer。僕にとって空手バカ一代はつのだじろうしかない。あの今にも心霊が出てきそうな、「しんぶーん!」とか言って読むと寿命が縮まる新聞が送られてきそうな、あのおどろおどろしい絵柄がたまらない。マス大山がヤクザと喧嘩して一撃で相手を殺してしまい、苦悩するシーンなぞあきらかに心霊がとりついている感じ。
↑ヤクザを素手で殺してしまい、呆然とするマス大山。
この漫画は中学生くらいのころに取り付かれたように読みました。空手が好きとか武道が好きなんじゃなく、このつのだじろう画のやたらおおげさで泥臭い空手バカ一代が大好きだったのです。
↑ナイフを持ったヤクザを素手の一撃で殺してしまう瞬間。相手の頭蓋骨は粉砕していたらしい。たいして応戦する気もないのに軽く反射で放った一撃であっさり人を殺してしまうところ、「拳児」に出てきた李書文(八極拳の達人)のエピソードにも似ている。
あと僕が好きなのが太平洋戦争すぐにアメリカでプロレスラーと対戦したときの、対日感情の悪さのシーン。会場は自分たち以外敵という状況で戦い続ける話は鳥肌が立ちます。
↑対日感情最悪の会場で「キル・ザ・ジャップ」の洗礼を受けるマス大山。この後レンガを素手でぶち折って会場を戦慄させる。
実際現実の大山マスタツがどのくらい強かったのか俺は知らないし、実際この漫画ばかり見ていてマス大山の間違ったイメージを持っていた僕は、現実の彼の写真を見たときはちとがっかりした。そう!俺はこの漫画の中の架空の、つのだじろう画の長髪のマス大山が代好きなのです。
そういえプロレススーパースター列伝とかも読んで熱くなってたな!それでいて空手バカ一代と同様に現実のプロレスはまったく興味なかったんだよね。あくまで漫画の中のプロレスラーの超人っぷりが好きだった。空手も現実は興味なかったし、なんなんだろうね。
牛殺し大山倍達の半生記を梶原一騎テイストで!!
名作の一つと呼んでいいのでは!
↑ヤクザを素手で殺してしまい、呆然とするマス大山。
この漫画は中学生くらいのころに取り付かれたように読みました。空手が好きとか武道が好きなんじゃなく、このつのだじろう画のやたらおおげさで泥臭い空手バカ一代が大好きだったのです。
↑ナイフを持ったヤクザを素手の一撃で殺してしまう瞬間。相手の頭蓋骨は粉砕していたらしい。たいして応戦する気もないのに軽く反射で放った一撃であっさり人を殺してしまうところ、「拳児」に出てきた李書文(八極拳の達人)のエピソードにも似ている。
あと僕が好きなのが太平洋戦争すぐにアメリカでプロレスラーと対戦したときの、対日感情の悪さのシーン。会場は自分たち以外敵という状況で戦い続ける話は鳥肌が立ちます。
↑対日感情最悪の会場で「キル・ザ・ジャップ」の洗礼を受けるマス大山。この後レンガを素手でぶち折って会場を戦慄させる。
実際現実の大山マスタツがどのくらい強かったのか俺は知らないし、実際この漫画ばかり見ていてマス大山の間違ったイメージを持っていた僕は、現実の彼の写真を見たときはちとがっかりした。そう!俺はこの漫画の中の架空の、つのだじろう画の長髪のマス大山が代好きなのです。
そういえプロレススーパースター列伝とかも読んで熱くなってたな!それでいて空手バカ一代と同様に現実のプロレスはまったく興味なかったんだよね。あくまで漫画の中のプロレスラーの超人っぷりが好きだった。空手も現実は興味なかったし、なんなんだろうね。
空手バカ一代 (1) (講談社漫画文庫)
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名作の一つと呼んでいいのでは!
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アベソウヤ
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