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柔道部物語、帯をギュッとね!、コータローまかりとおる(柔道編)と柔道漫画を制覇してきた俺としては、この漫画もチャレンジするのだ!
最初は買ってきたはいいがあまりの絵の下手さに抵抗があり、しばらくほうってあった。きっと初心者が絵を描きなれる前にセンスだけでデビューしちゃって、そのせいで絵の上達はまだまだのクチかなあと思っていたらなんのなんの。この人「神戸在住」を書いていた人と同じだった!(こっちも家にあるのに同一の作者だと全然気づかなかった)
つまり、画風をがらっと変えたらしい。どちらかというと平面的イラストレーション的な絵柄だったのを立体的、写実的な絵に180度強引に画風変えてしまったみたいで、その移行期のために絵柄がおかしかったみたい。
この漫画は京都の名門お嬢様女子高の女子柔道部のお話。柔道経験があり天真爛漫で世渡りがうまく人当たりのいい高瀬雅という子が主人公。この柔道部は弱小なのだが、なぜか主将の大石萌だけは全国4位の実力者という設定(というか女子高にはありがちなのかもしれないが、見た目も性格もまんま男みたいなキャラ)。高瀬雅はこの学校の理事長の孫なのだが、そのことは周りには伏せておくように言われている。(ばれたら退学とな)
この漫画の面白さは東京都は一風違った京都独特の人間関係の間合いの描写。なんというかうまく言えないが、京都弁でのんびりした鷹揚な口調で、そのくせ心の中でどす黒いことを考えて相手の腹を読みあってる感じというか。。。この京女この独特の雰囲気、分かるでしょ?セリフがすべて正確な京都弁(主将は単なる完成版かな?)なので、読んでいてあの京都弁のイントネーションが頭の中をリフレインしててなんだか気持ちいい。
あとは女子高で体育会という、男が関与しない社会独特の、あけすけな女社会の雰囲気もリアルに描かれていて面白い。女の子のキャラもしっかりもの、超お嬢様、男と変わらないやつ、臆病でどんくさいやつ、周囲から浮く変わり者などいろいろな個性があって面白い。
絵の雑ささえ我慢できればかなりお勧めの漫画。柔道も上級者が初心者に基本を教えるシーンを丁寧に書いていて、それが漫画の1シーンでもあり、読者に対する解説にもなっているという構成。主将の大石の必殺沢の「袖釣り込み腰」を見て「あ、樋口の技!」と思ってしまいました。おすすめ。やっぱいいなー京都弁。大阪弁は大嫌いだけど。
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