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コッペリオン4巻まで読んだ。これ面白い!
舞台は2036年の日本。東京はチェルノブイリを越える原発事故で壊滅的に汚染されており、人の住めない死の都市になっている。(首都は京都に遷都)
その中で遺伝子操作されて放射能の抗体が備わっており、通常ならば防護服なしでは即死するような環境でも平気で活動できる特殊な人間「コッペリオン」の3人の女の子が、閉鎖されている東京に入っていまだに住み着いている住民の救助活動をする、というお話。
放射能が平気なコッペリオンはなぜか女子高生。なぜか普通のミニの制服姿。でも話は萌えだったりふざけているわけではなく、リアルでシリアスな軍事色が強いストーリー。コッペリオンの女子高生は軍事訓練を受けており、「教頭」と呼ばれている自衛隊の司令官の指示を受けながら救助活動をする。僕らのよく知っている東京が廃墟と化しており、放射能汚染で防護服と酸素ボンベがないと活動できない死の町を、コッペリオンの彼女たちだけは制服姿で平気な顔をして歩いているギャップが面白い。あと、東京の崩壊っぷりが廃墟好きにはたまらない。
題材はシリアスなのだが、女子高生たちのアクションに勢いがあり、そこまで深刻な話にならないところが救える。国際政治の話が出てきたり、原発をどうしていくか、などの深刻な題材を、キャラの勢いで進めていくあたり、ちょっとだけ「国民クイズ」にも近いものを感じた。
SFとしては結構テキトーなので、その辺はファンタジーとして読むべし。常識的に考えて東京湾に原発置くわけないしね。主人公が女子高生で制服着てるってのは細かい考証より先に
「廃墟と化した東京で制服姿の女子高生が戦闘している」
っていうシュールな映像を描きたい、っていうフェチシズム的願望が先にあったからだと思う。俺もそのフェチ願望に共感した!
ヤンマガで連載されており、僕はヤンマガを立ち読みしているので存在は知っていたんだが、面白そうな雰囲気は感じてたんだけど週ごとにばらばらに読むと前後の背景がよく分からず、意味が分からなかった。ちゃんと単行本でまとめて読むと面白そうな予感がしていたので、今回4巻まとめて買って読んでみて。やっぱり面白い!おすすめです。
どうでもいいけど、主人公の関西弁の女の子は、「おおきく振りかぶって」の女性監督になんとなく似ている気がします。
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