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巷の好事家、ガジェット好きに話題のフルキーボード搭載テキスト入力専用機、ポメラを買いましたよ!しかも新型(DM20)発表された直後に旧型(DM10)を買うという勇気。逆に新型のニュースがネットに話題になっているのを見てを見て喚起されたというわけです。旧型は安いしね。
ちなみに購入先はAmazon。現時点でのお値段は15680円(送料無料)。非常にお安い。(なお新型は定価34650円。なお2万円台半ばで店頭に並ぶとの噂あり→http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0911/25/news101.html)
早速届いたのでレポートします。新型ならば資料価値あるんだけど今さらDM10のレポートしてるおとこのひとって…。
これがパッケージ。
「パソコン!?いいえ、”メモ帳”です。」
と特殊な商品であることを自己アピール。PDAやノートPCと間違って買っちゃう人を防ぐ意味合いもあるんでしょう。
パッケージ裏面。キーボードが開くギミックが連続写真で解説。まあほとんどこのギミックを体感するために買うようなものです。
箱を開けたところ。本体は薄布のような素材で包まれています。
付属品は説明書、保証書、USBケーブルのみ。単4電池は付属していないので自分で買うこと。(ちょっと不親切)
ついにご対面!なかなかいい質感。上の表面はつやありの黒。指紋はけっこう目立ちます(白などのほかの色は目立たないとのこと)。それ以外の面がつや消しの黒。
ディスプレイ部分を開くといきなり「押さえない!」とお母さんのように叱られます。そんな怒らなくても…。
キーボードを開くときは、左側面のオープンボタンを押すとぱこっと外れます。
つまりさっきのはここを押さずに強引に開けるなよ!ってお叱りだったのです。
こんな感じで左から開き、それと同時にキーボード全体が左にスライドし、かちゃっとはまる感じです。
キーボードはなかなか立派。キーピッチは17mm。このくらいのキーピッチとストロークがあれば僕には十分。感覚的には安いネットブックくらいの感じ。ちなみにAcerのAspire Oneもキーピッチ17mmで不自由したことはありません。
キーをアップにしたところ。
液晶ディスプレイ。モノクロのTFT液晶。見やすいが、バックライトはない。色は、白背景黒文字と、黒背景白文字とどちらかを選ぶことができる。
文章を打ってみたところ。時事ネタ書いてみました。IMEはあんしんのATOK。僕はねっからのATOK派なのですが、開封最初キーバインドがMS-IME方式であせりました。ちなみにちゃんと設定でATOK方式に変えることができます。今はMS-IMEで覚えてる人のほうが多いってことなんですかね。
本体サイズは、ちょうど文庫本と同じくらい。重ねるとほぼ同一です。重さもちょうど厚めの文庫本くらい。見た目の印象よりは少し重い感じ。背広の胸ポケットや内ポケットに入れるには、無理があるでしょう。腰のポケットには入るでしょうが、厚みがあるため多少もっこりしてしまい、不恰好になるかと。
まだ届いたばかりで実際に使っていないのでなんともいえないのですが、ちょっと使ってみた印象は非常に良好。なにしろフルキーボードを組み立てるギミックが楽しいし全体的に質感や作りの品質が高く、ガジェットとしての持つ魅力を存分に味あわせてくれます。台湾・韓国メーカーのネットブックやPDAにある安っぽさは皆無で日本製品のこだわりを感じます(実際の組み立ては中国製ですが)。
電池寿命は単4電池2本で約20時間。実際に使っている知人に聞いたところ、単4のエネループでほぼ1週間程度は持つそう。
用途の想定として、会議の議事録をとる時や、移動中に文章を書きたいときに重宝しそうです。というのは、会議メモとしてノートPCは、肝心なときにバッテリーがなかったりコンセントがなかったり、というトラブルが多いし単にメモするためだけに持ち歩くには重い。また移動中のテキスト入力環境として、携帯でちゃんとした文章を打つのは相当苦痛だし、電車の中でノートPCを持ち出すのはちょっと勇気がいるし。。。iPhoneのPDAとしての唯一の欠点であるテキスト入力という部分をカバーしてくれそうです。
なおこの点は有名であちこちでレポートされているので今さら書くのもなんですが、この機器はテキスト入力に特化した単機能マシンなので、当然できそうな以下のことはできません。
・ネットワーク接続機能はありません。(無線LANもBlueToothもなにもない)
・当然ブラウザ、メール機能などインターネット機能は皆無。
・データはTXT形式で保存され、USB接続か、MicroSDカードでPCに移動。
・ワープロ機能はありません。テキストエディタ機能のみ。
・1ファイルに8000文字までしか記録できません。(最新機種のDM20は28000文字まで可能になった)
要はメモ帳のみをまるごと取り出して1台のハードにしてしまったようなもの。iPhoneがあればネット接続その他のことはできるので、iPhoneとセットで持ち歩くには最適。
ただしポメラで書いたテキストをデータとしてiPhoneに持っていく手段はありません。なお新機種DM20では携帯にテキストを移動したい、というニーズには対応したい、だが意地でもネットワーク機能を搭載したくないというこだわりを発揮し、(IT機器ではなく文具だというこだわりがあるんでしょう)テキストをQRコードに変換して携帯で読み込むという強引過ぎる機能で対処しています。
個人的にはDM20の新機種にそこまで必要性を感じなかったこと、価格的な部分、そして新機種と旧機種ではキーボード部分にまったく変更がない、ということを加味して旧機種DM10を買いました。
一応、DM20とDM10の違いを列挙しておきます。
・ディスプレイのサイズが大きくなった(4インチ→5インチ)
※ただし解像度は同じ
・最大入力文字数が1ファイル8000文字、最大6ファイル4万8000文字から、1ファイル2万8000文字、最大1000ファイルまで増えた。
・最大5階層までの「フォルダ管理機能」を搭載
・定型文を18種類まで登録可能になった。
・指定文字数で改行する「自動改行設定」搭載。
・テキスト(3200文字まで)をQRコードに変換する機能。
・30種類の「ATOKオプション辞書」を搭載。(ATOK自体のバージョンや機能に変更はなし)
・内蔵フォントのバリエーションが増えた(「24/32/48ドット」→「12/20/24/32ドット」)
・ファイル管理に5階層までのフォルダ構造が使えるようになった。
・キーボードの割り当て設定変更ができるようになった(CtrlとCapsLockの交換など)
↑IT機器に慣れた人だと「新製品じゃなくてファームウェアのアップグレードでなんとかせいよ」と思えるような改善点が多いよね。。。
【参考資料】
誠 Biz.ID:新型ポメラのよく分からないところを、開発担当の立石さんに聞いてみた
誠 Biz.ID:仕事耕具:テキストを入力するだけの「ポメラ」にプレミアムモデル、QRコード対応で携帯との連携強化
誠 Biz.ID:帰ってきた「ポメラで書くポメラ日記」:細かすぎてDM10ユーザーにしか伝わらない? 新ポメラ「DM20」の良さ (1/2)
ちなみに購入先はAmazon。現時点でのお値段は15680円(送料無料)。非常にお安い。(なお新型は定価34650円。なお2万円台半ばで店頭に並ぶとの噂あり→http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0911/25/news101.html)
早速届いたのでレポートします。新型ならば資料価値あるんだけど今さらDM10のレポートしてるおとこのひとって…。
これがパッケージ。
「パソコン!?いいえ、”メモ帳”です。」
と特殊な商品であることを自己アピール。PDAやノートPCと間違って買っちゃう人を防ぐ意味合いもあるんでしょう。
パッケージ裏面。キーボードが開くギミックが連続写真で解説。まあほとんどこのギミックを体感するために買うようなものです。
箱を開けたところ。本体は薄布のような素材で包まれています。
付属品は説明書、保証書、USBケーブルのみ。単4電池は付属していないので自分で買うこと。(ちょっと不親切)
ついにご対面!なかなかいい質感。上の表面はつやありの黒。指紋はけっこう目立ちます(白などのほかの色は目立たないとのこと)。それ以外の面がつや消しの黒。
ディスプレイ部分を開くといきなり「押さえない!」とお母さんのように叱られます。そんな怒らなくても…。
キーボードを開くときは、左側面のオープンボタンを押すとぱこっと外れます。
つまりさっきのはここを押さずに強引に開けるなよ!ってお叱りだったのです。
こんな感じで左から開き、それと同時にキーボード全体が左にスライドし、かちゃっとはまる感じです。
キーボードはなかなか立派。キーピッチは17mm。このくらいのキーピッチとストロークがあれば僕には十分。感覚的には安いネットブックくらいの感じ。ちなみにAcerのAspire Oneもキーピッチ17mmで不自由したことはありません。
キーをアップにしたところ。
液晶ディスプレイ。モノクロのTFT液晶。見やすいが、バックライトはない。色は、白背景黒文字と、黒背景白文字とどちらかを選ぶことができる。
文章を打ってみたところ。時事ネタ書いてみました。IMEはあんしんのATOK。僕はねっからのATOK派なのですが、開封最初キーバインドがMS-IME方式であせりました。ちなみにちゃんと設定でATOK方式に変えることができます。今はMS-IMEで覚えてる人のほうが多いってことなんですかね。
本体サイズは、ちょうど文庫本と同じくらい。重ねるとほぼ同一です。重さもちょうど厚めの文庫本くらい。見た目の印象よりは少し重い感じ。背広の胸ポケットや内ポケットに入れるには、無理があるでしょう。腰のポケットには入るでしょうが、厚みがあるため多少もっこりしてしまい、不恰好になるかと。
まだ届いたばかりで実際に使っていないのでなんともいえないのですが、ちょっと使ってみた印象は非常に良好。なにしろフルキーボードを組み立てるギミックが楽しいし全体的に質感や作りの品質が高く、ガジェットとしての持つ魅力を存分に味あわせてくれます。台湾・韓国メーカーのネットブックやPDAにある安っぽさは皆無で日本製品のこだわりを感じます(実際の組み立ては中国製ですが)。
電池寿命は単4電池2本で約20時間。実際に使っている知人に聞いたところ、単4のエネループでほぼ1週間程度は持つそう。
用途の想定として、会議の議事録をとる時や、移動中に文章を書きたいときに重宝しそうです。というのは、会議メモとしてノートPCは、肝心なときにバッテリーがなかったりコンセントがなかったり、というトラブルが多いし単にメモするためだけに持ち歩くには重い。また移動中のテキスト入力環境として、携帯でちゃんとした文章を打つのは相当苦痛だし、電車の中でノートPCを持ち出すのはちょっと勇気がいるし。。。iPhoneのPDAとしての唯一の欠点であるテキスト入力という部分をカバーしてくれそうです。
なおこの点は有名であちこちでレポートされているので今さら書くのもなんですが、この機器はテキスト入力に特化した単機能マシンなので、当然できそうな以下のことはできません。
・ネットワーク接続機能はありません。(無線LANもBlueToothもなにもない)
・当然ブラウザ、メール機能などインターネット機能は皆無。
・データはTXT形式で保存され、USB接続か、MicroSDカードでPCに移動。
・ワープロ機能はありません。テキストエディタ機能のみ。
・1ファイルに8000文字までしか記録できません。(最新機種のDM20は28000文字まで可能になった)
要はメモ帳のみをまるごと取り出して1台のハードにしてしまったようなもの。iPhoneがあればネット接続その他のことはできるので、iPhoneとセットで持ち歩くには最適。
ただしポメラで書いたテキストをデータとしてiPhoneに持っていく手段はありません。なお新機種DM20では携帯にテキストを移動したい、というニーズには対応したい、だが意地でもネットワーク機能を搭載したくないというこだわりを発揮し、(IT機器ではなく文具だというこだわりがあるんでしょう)テキストをQRコードに変換して携帯で読み込むという強引過ぎる機能で対処しています。
個人的にはDM20の新機種にそこまで必要性を感じなかったこと、価格的な部分、そして新機種と旧機種ではキーボード部分にまったく変更がない、ということを加味して旧機種DM10を買いました。
一応、DM20とDM10の違いを列挙しておきます。
・ディスプレイのサイズが大きくなった(4インチ→5インチ)
※ただし解像度は同じ
・最大入力文字数が1ファイル8000文字、最大6ファイル4万8000文字から、1ファイル2万8000文字、最大1000ファイルまで増えた。
・最大5階層までの「フォルダ管理機能」を搭載
・定型文を18種類まで登録可能になった。
・指定文字数で改行する「自動改行設定」搭載。
・テキスト(3200文字まで)をQRコードに変換する機能。
・30種類の「ATOKオプション辞書」を搭載。(ATOK自体のバージョンや機能に変更はなし)
・内蔵フォントのバリエーションが増えた(「24/32/48ドット」→「12/20/24/32ドット」)
・ファイル管理に5階層までのフォルダ構造が使えるようになった。
・キーボードの割り当て設定変更ができるようになった(CtrlとCapsLockの交換など)
↑IT機器に慣れた人だと「新製品じゃなくてファームウェアのアップグレードでなんとかせいよ」と思えるような改善点が多いよね。。。
【参考資料】
誠 Biz.ID:新型ポメラのよく分からないところを、開発担当の立石さんに聞いてみた
誠 Biz.ID:仕事耕具:テキストを入力するだけの「ポメラ」にプレミアムモデル、QRコード対応で携帯との連携強化
誠 Biz.ID:帰ってきた「ポメラで書くポメラ日記」:細かすぎてDM10ユーザーにしか伝わらない? 新ポメラ「DM20」の良さ (1/2)
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ファーム対応
DM10については、実装メモリーが128kbしかないとのことで、プログラム容量の関係もあり、スペックアップできないとのことです。プログラムもC言語で作成されるなど、入力動作のサクサク感を出す為に、かなり苦労したとの話をきいたことがあります。
長時間駆動確保⇒モノクロ液晶⇒CPU制限となっているとのこと。モノクロ用の制御機能のある既成CPUは選択余地がないようです。
長時間駆動確保⇒モノクロ液晶⇒CPU制限となっているとのこと。モノクロ用の制御機能のある既成CPUは選択余地がないようです。
無題
コメントありがとうございます。ハードウェアのギリギリのところで開発しているのですね。新型では1ファイルの文字数が大幅に伸びているので、新型はアーキテクチャからかえているんでしょうか。
いずれにしても、あれもこれも載せてしまいがちなITガジェットの中で異彩を放っていますね。
いずれにしても、あれもこれも載せてしまいがちなITガジェットの中で異彩を放っていますね。
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