なんというか

世の中には、物事の表面だけなぞって自信ありげに分かったようなこといっているが、実はどの発言もみんなまわりからぱくって寄せ集めただけ、ぺらぺらとよくしゃべるがみんな借り物で中身の薄いことばかり、っていううすっぺらーい人間っているんだね。で、そういう人間が器用ってだけでけっこう周りから評価されてたりして。

なんなんだろうなーって思わなくもないが、別に悪いことしてるわけでもないし、人に迷惑もかけていないので別にいいんだが、俺はどーしてもそういう人は好きになれんな。不器用でも、無愛想でも、自分ってものがあって、独自のことをやろうって意思のある人のほうが俺は好きだし、評価してあげたいと思う。

ａｕは顧客をバカにしている

打倒！"ソフトバンク"ｉＰｈｏｎｅ－－ドコモ、ａｕの戦略(1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

ＬＩＳＭＯの課金は１曲４２０円だが、ｉＴｕｎｅｓでは９９セント。音楽の価値が４分の１と評価されているわけだ。権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、ＬＩＳＭＯのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。

まあ、これはあまりにひどい発言というか、わざわざ自分の会社の顧客をバカにする発言をする必要があったのだろうか。取締役執行役員常務にしてはずいぶんと脇の甘い発言。もちろん権利者側サイド向けにこういう言い回しもありなんだろうが、非公開のMTGの場ならともかく公で本来一番大事であるはずの消費者をバカにした事を言ってしまう神経を疑う。権利者を4倍大事にしてるって事＝消費者を4倍バカにしてるって事になると受け止める人は少ないと思ったのか？だとしたら想像力が足りなさすぎる。

もっとも権利者を大事にする＝消費者をバカにするとなる事自体、今の著作権ビジネスの構造的歪みがあると思うけどね。

俺は数年前にauをやめたんだけど、その時の動機はサービスそのものへの不満ではなくて、「auは客をバカにしている（気がする）」と漠然と感じたのが理由だったんだけど、なんかその予想が見事に当たっていてこれってどうなのよ。