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CHTY 帰ってきた、ねこ上級

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よくある反戦論者の言い方で、

「日本は過去に侵略戦争をおこして近隣諸国に多大な迷惑をかけた。日本はそのことを深く反省し、二度と戦争をおこしてはならない。」

っていう理屈があるよね。つまり「日本が迷惑をかけた=加害者」だからそれを反省すべきで、以後絶対に戦争すべきじゃないって言う理屈。

まあこの理屈にもいいたいことはたくさんあるんだけど、まあ仮にこれが正しいとしよう。で、核兵器をめぐる反核論者の言い草としてこんなことがある。

「日本は世界で唯一の被爆国であり、その悲惨さを世界に伝えるため、絶対に核兵器を持ってはならない(どころか、世界に反核を訴えなければならない)」

あれ?これは論理が逆なんだよね。「日本が被害にあった=被害者」でもやっぱり日本がやっちゃいけない、っていう理屈。矛盾してない?

・加害者だから二度とやっちゃいけない
・被害者だからやっちゃいけない

結局日本は何もしちゃいけない?結局のところ原因はあきらかに
「敗戦国だからやっちゃいけない」
につきるわけだ。なにしろ中国や韓国まで派兵してるような海外派兵の状況まで国内の左翼はやっちゃいけないだの叫ぶわけだから。まあ普通に考えたら、日本が軍事的に強くなってトクをするのは日本国民。損をするのは周りの国。日本は前対戦があまりにも悲惨だったのでちょっとその常識がゆがんでしまったいるのだが、日本以外は通常そう考える。だから防衛と国際協調を基本とした健全な「軍事」についてまでも悪し様にケチをつけてやめさせようとするような政党、政治家はほぼ近隣諸国の息がかかってると考えて間違いない。

実際のところ日本を除く先進国、なかんづく戦勝国はほぼすべての国が核兵器を持っていることから考えて、やっぱり核兵器ってのは「持ってた方がトク」ってのは間違いないと思うよ。持つことで他国から圧力がかからない強い立場の国は当然のように持っているからね。損するなら持たないでしょ。

日本でよく言われる「日本が核を持ってもメリットよりデメリットが大きい」って理屈も怪しいと思うな。実際そうだったらフランスやイギリスは持たないでしょ。
ということで俺は核武装してもいい派です。

鳩山が反米的な論文を書いたとかで話題になってるけど、あの過剰反応もどうかと。アメリカの機嫌の悪くなることは一切言っちゃいけないってのは日本の国力を考えると実に不健全だと思う。南米や北朝鮮は言うに及ばず、韓国でさえもけっこうアメリカに言いたいこといってる気がするのに、日本ばかり(戦争に負けてるからしょうがないところもあるが)あまりに恐れすぎ。ただアメリカを離れても自主防衛の手段をなーんにも考えていないのが民主党のバカなところで、憲法改正や核武装を念頭においてああいった発言をするんだったら賞賛するのにね。アメリカから中国の子分になるってくらいでしょ、民主党の連中の考えることは。あほか。

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柔道部物語、帯をギュッとね!、コータローまかりとおる(柔道編)と柔道漫画を制覇してきた俺としては、この漫画もチャレンジするのだ!

最初は買ってきたはいいがあまりの絵の下手さに抵抗があり、しばらくほうってあった。きっと初心者が絵を描きなれる前にセンスだけでデビューしちゃって、そのせいで絵の上達はまだまだのクチかなあと思っていたらなんのなんの。この人「神戸在住」を書いていた人と同じだった!(こっちも家にあるのに同一の作者だと全然気づかなかった)

つまり、画風をがらっと変えたらしい。どちらかというと平面的イラストレーション的な絵柄だったのを立体的、写実的な絵に180度強引に画風変えてしまったみたいで、その移行期のために絵柄がおかしかったみたい。

この漫画は京都の名門お嬢様女子高の女子柔道部のお話。柔道経験があり天真爛漫で世渡りがうまく人当たりのいい高瀬雅という子が主人公。この柔道部は弱小なのだが、なぜか主将の大石萌だけは全国4位の実力者という設定(というか女子高にはありがちなのかもしれないが、見た目も性格もまんま男みたいなキャラ)。高瀬雅はこの学校の理事長の孫なのだが、そのことは周りには伏せておくように言われている。(ばれたら退学とな)

この漫画の面白さは東京都は一風違った京都独特の人間関係の間合いの描写。なんというかうまく言えないが、京都弁でのんびりした鷹揚な口調で、そのくせ心の中でどす黒いことを考えて相手の腹を読みあってる感じというか。。。この京女この独特の雰囲気、分かるでしょ?セリフがすべて正確な京都弁(主将は単なる完成版かな?)なので、読んでいてあの京都弁のイントネーションが頭の中をリフレインしててなんだか気持ちいい。

あとは女子高で体育会という、男が関与しない社会独特の、あけすけな女社会の雰囲気もリアルに描かれていて面白い。女の子のキャラもしっかりもの、超お嬢様、男と変わらないやつ、臆病でどんくさいやつ、周囲から浮く変わり者などいろいろな個性があって面白い。

絵の雑ささえ我慢できればかなりお勧めの漫画。柔道も上級者が初心者に基本を教えるシーンを丁寧に書いていて、それが漫画の1シーンでもあり、読者に対する解説にもなっているという構成。主将の大石の必殺沢の「袖釣り込み腰」を見て「あ、樋口の技!」と思ってしまいました。おすすめ。やっぱいいなー京都弁。大阪弁は大嫌いだけど。

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土曜は四谷怪談で有名な「お岩さん」をまつった神社に思いつきで行ってきました。夏ですし。あの、怪談やる役者が必ず参りに来る、とか言う例のところ。

於岩稲荷田宮神社 oiwa-shrine
ここがお岩神社。諸星大二郎の漫画にも出てきました。


↑諸星大二郎の漫画に出てくる於岩神社。「黄泉からの声」より。

ふつーの住宅地を歩いているといきなりこののぼりがたっていて、急に異世界に入る感じ。

行ってから正式な説明を見て初めて知った事実。それはお岩さんはとてもいい人で別に誰も呪ってないそうですね。実際に田宮家やお岩さんは実在していたらしいんだけど、お岩さんってのは没落しかけた田宮家のために外に奉公してまでしてお金を稼いで家を盛り返したという「お嫁さんの鏡」みたいな存在だったらしく、まったく呪いとか関係なく、夫婦仲も一生良かったらしいです。お岩神社ってのも、その孝行嫁にあやかろうとして、田宮家の土地にあった稲荷神社にみんなが参り始めたってのが始まりらしい。江戸時代後期に実在の名前だけ借用して怪談を歌舞伎にしたおかげでそっちの方が有名になってしまって、ついには怪談やる役者までが参りにきたそう。


於岩稲荷田宮神社 oiwa-shrine
ちゃんと「四谷怪談お岩の縁ゆかりの地」って立ててあります。


於岩稲荷田宮神社 oiwa-shrine
本当は誰も呪ってないって分かっていても、この立て札を見ると怖くなる。


於岩稲荷陽運寺 oiwa-inari youun-temple
ゆかりの地にはライバルがあるらしく、お岩神社はもうひとつ向かいにあります。こっちは神社と書いてあるが実際はお寺(陽運寺)なので、神仏分離のときに分かれたのかもね。


お岩様由縁(ゆかり)の井戸 Mrs.oiwa's well
陽運寺にはお岩さま縁の井戸などがあります。たまに間違える人がいますが、お岩さんは皿を「いちまーい」などと数えたりしてません。(あれは番町皿屋敷)


於岩稲荷陽運寺 oiwa-inari youun-temple
陽運寺の方がこぎれいにしてある。


その後、お岩神社を参りついでに、四谷はお寺がけっこう多いので古地図を見ながらぐるっとまわってきました。


↑古地図でいうこのあたり。赤いところが寺なので、その辺をぐるっと回ってきました。江戸時代後期のお寺ってけっこう残ってるもんなんですね。


本性寺
四谷、本性寺。


四谷の理髪店 Barbershop
通りすがりの理髪店。


石仏 stone Buddhist image
愛染院の庚申塔。愛染院は高松喜六の墓・塙保己一の墓などがある。


愛染院は面白くて、朱印帳にのせるハンコが用意されていてお参りしたら勝手にスタンプ押して帰れってスタンス。張り紙がちゃんとあって「納経帳の本当の意味をお分かりでしょうか」見たいに書いてあって、本当に納経をする人だけきちんと筆で朱印帳を書く、それ以外のお参りだけの人は忙しいんだからいちいちインターフォン鳴らすな!(自分でスタンプ押しとけ)ってことらしいです。まあ普通の寺はいちいち押しかけてこられて筆で書くのは確かに厳しいでしょうな。

写真はないけど西念寺も近くにあって、ここは服部半蔵の墓がある。ハットリくんがここに!と思うと感慨深いものがありました。東京はちゃんと調べると、けっこう歴史があって面白いね!

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駅でもなく、ビールでもなく、神様、あるいは溺死体の「えびす」です。

えびす - Wikipedia

寄り神信仰(漂着神)
特殊な例として、海外からの漂着物や人(日本人以外の場合もある)や動物の遺骸のことをえびすと呼ぶ地域もあり、漁のときに漂着物や遺骸を拾うと大漁になるという信仰もあるという。漁業に使う網の浮きに神が宿り正月などに祀る地域があるが、四国の宇和島周辺や隠岐などでは、その浮きのことを「えびすあば」(あばとは浮きのこと)と呼んでおり、えびすが漁業神であることを示す好例である。九州南部には、漁期の初めに海中からえびすの御神体とするための石を拾ってくるという風習があるという。これらの民俗信仰は、えびすの本来の性格を比較的とどめているものと考えられる。


エビスというのはとにかく水に関係ある神様らしい。死体のエビスも海から流れてくる。面白いのは日本神話に出てくる「蛭子」も”えびす”であって関係してくること。「蛭子」はイザナギ、イザナミの子だったが、不具で生まれてきたために流されて捨てられた。流されたからにはどこかに漂着するだろうってことでこれも「エビス」になる。あとは外国人もえびす(夷、戎)。外国人も海から流れてきますからなあ。

通常はエビスさんといえば大国主の息子の事代主神(ことしろぬしかみ)を思い浮かべるのが普通だと思う。つまり七福神の「えべっさん」。ビールのあれもそうだしね。

まあつまりは、溺死体でさえ神様にしてしまう日本人はすげーってこと。あなたのうちの近くの恵比寿系の神社も、もしかしたら死体を祭っているかも。。。諸星大二郎も溺死体=エビスには興味があるみたいで、関連するテーマの漫画を多数書いています。


単行本「六福神」の「海より来るもの」より。

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死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
大津 秀一
致知出版社
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興味深かったんで注文してみた。まだ届いてないけど。

俺はなるべく後悔しないように生きてるつもり。とはいえやはり、死ぬときにやはり後悔することはあるのだろうか。今のところ「あの時はああしたほうが得だったな」くらいの振り返りはあるけど、今まで後悔することは特にない!と豪語できます。

そりゃあ、冷静に考えたらいろいろあるけど、そもそも後悔しそうな露骨な失敗・選択間違いはぜーんぶ忘れることにしているのでOK。そう、人は修行によって「意図的に特定の記憶を忘れる」というテクニックを身につけることができるのです。俺はそのワザを見事に身につけています。弊害は必要なこともばんばん忘れていくということですが、悩むよりはマシじゃありませんか。

さてこの本、「終末期医療の専門家である著者が、1000人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介」というもの。これは貴重な含蓄があるかもしれない。

健康を大切にしなかったこと
たばこをやめなかったこと
生前の意思を示さなかったこと
治療の意味を見失ってしまったこと
自分のやりたいことをやらなかったこと
夢をかなえられなかったこと
悪事に手を染めたこと
感情に振り回された一生を過ごしたこと
他人に優しくなれなかったこと
自分が一番と信じて疑わなかったこと
遺産をどうするかを決めなかったこと
自分の葬儀を考えなかったこと
故郷に帰らなかったこと
美味しいものを食べておかなかったこと
仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
行きたい場所に旅行しなかったこと
会いたい人に会っておかなかったこと
記憶に残る恋愛をしなかったこと
結婚をしなかったこと
子供を育てなかったこと
子供を結婚させなかったこと
自分の生きた証を残さなかったこと
生と死の問題を乗り越えられなかったこと
神仏の教えをしらなかったこと
愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

これ、実はほとんど俺は当てはまらない。タバコすわないし。健康に気を使ってるし。旅行してるし。悪いことしてないし。実家にちゃんと帰ってるし。僕がやばそうなのは以下。

自分が一番と信じて疑わなかったこと
結婚をしなかったこと
子供を育てなかったこと
愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

結婚がらみはやっぱ弱いね。やっぱちゃんと結婚しないとだめですかね。なんかもう今から後悔することが予感できるもの。とはいえ別にしたい相手もいないしなあ。あ!僕ね、僕ねー、今だったらねー、寺田有希さんと結婚したいです!(そらできねーわ)

あと、ひとつだけ自分的に後悔してることがあって、
・若いときに金髪にしなかったこと
もうこの年じゃできねーよ!やれるうちにやっとけばよかったー。

少年よ、今のうちにパツキンにしときなさい。

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