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土曜は四谷怪談で有名な「お岩さん」をまつった神社に思いつきで行ってきました。夏ですし。あの、怪談やる役者が必ず参りに来る、とか言う例のところ。
ここがお岩神社。諸星大二郎の漫画にも出てきました。
↑諸星大二郎の漫画に出てくる於岩神社。「黄泉からの声」より。
ふつーの住宅地を歩いているといきなりこののぼりがたっていて、急に異世界に入る感じ。
行ってから正式な説明を見て初めて知った事実。それはお岩さんはとてもいい人で別に誰も呪ってないそうですね。実際に田宮家やお岩さんは実在していたらしいんだけど、お岩さんってのは没落しかけた田宮家のために外に奉公してまでしてお金を稼いで家を盛り返したという「お嫁さんの鏡」みたいな存在だったらしく、まったく呪いとか関係なく、夫婦仲も一生良かったらしいです。お岩神社ってのも、その孝行嫁にあやかろうとして、田宮家の土地にあった稲荷神社にみんなが参り始めたってのが始まりらしい。江戸時代後期に実在の名前だけ借用して怪談を歌舞伎にしたおかげでそっちの方が有名になってしまって、ついには怪談やる役者までが参りにきたそう。
ちゃんと「四谷怪談お岩の縁ゆかりの地」って立ててあります。
本当は誰も呪ってないって分かっていても、この立て札を見ると怖くなる。
ゆかりの地にはライバルがあるらしく、お岩神社はもうひとつ向かいにあります。こっちは神社と書いてあるが実際はお寺(陽運寺)なので、神仏分離のときに分かれたのかもね。
陽運寺にはお岩さま縁の井戸などがあります。たまに間違える人がいますが、お岩さんは皿を「いちまーい」などと数えたりしてません。(あれは番町皿屋敷)
陽運寺の方がこぎれいにしてある。
その後、お岩神社を参りついでに、四谷はお寺がけっこう多いので古地図を見ながらぐるっとまわってきました。
↑古地図でいうこのあたり。赤いところが寺なので、その辺をぐるっと回ってきました。江戸時代後期のお寺ってけっこう残ってるもんなんですね。
四谷、本性寺。
通りすがりの理髪店。
愛染院の庚申塔。愛染院は高松喜六の墓・塙保己一の墓などがある。
愛染院は面白くて、朱印帳にのせるハンコが用意されていてお参りしたら勝手にスタンプ押して帰れってスタンス。張り紙がちゃんとあって「納経帳の本当の意味をお分かりでしょうか」見たいに書いてあって、本当に納経をする人だけきちんと筆で朱印帳を書く、それ以外のお参りだけの人は忙しいんだからいちいちインターフォン鳴らすな!(自分でスタンプ押しとけ)ってことらしいです。まあ普通の寺はいちいち押しかけてこられて筆で書くのは確かに厳しいでしょうな。
写真はないけど西念寺も近くにあって、ここは服部半蔵の墓がある。ハットリくんがここに!と思うと感慨深いものがありました。東京はちゃんと調べると、けっこう歴史があって面白いね!
ここがお岩神社。諸星大二郎の漫画にも出てきました。
↑諸星大二郎の漫画に出てくる於岩神社。「黄泉からの声」より。
ふつーの住宅地を歩いているといきなりこののぼりがたっていて、急に異世界に入る感じ。
行ってから正式な説明を見て初めて知った事実。それはお岩さんはとてもいい人で別に誰も呪ってないそうですね。実際に田宮家やお岩さんは実在していたらしいんだけど、お岩さんってのは没落しかけた田宮家のために外に奉公してまでしてお金を稼いで家を盛り返したという「お嫁さんの鏡」みたいな存在だったらしく、まったく呪いとか関係なく、夫婦仲も一生良かったらしいです。お岩神社ってのも、その孝行嫁にあやかろうとして、田宮家の土地にあった稲荷神社にみんなが参り始めたってのが始まりらしい。江戸時代後期に実在の名前だけ借用して怪談を歌舞伎にしたおかげでそっちの方が有名になってしまって、ついには怪談やる役者までが参りにきたそう。
ちゃんと「四谷怪談お岩の縁ゆかりの地」って立ててあります。
本当は誰も呪ってないって分かっていても、この立て札を見ると怖くなる。
ゆかりの地にはライバルがあるらしく、お岩神社はもうひとつ向かいにあります。こっちは神社と書いてあるが実際はお寺(陽運寺)なので、神仏分離のときに分かれたのかもね。
陽運寺にはお岩さま縁の井戸などがあります。たまに間違える人がいますが、お岩さんは皿を「いちまーい」などと数えたりしてません。(あれは番町皿屋敷)
陽運寺の方がこぎれいにしてある。
その後、お岩神社を参りついでに、四谷はお寺がけっこう多いので古地図を見ながらぐるっとまわってきました。
↑古地図でいうこのあたり。赤いところが寺なので、その辺をぐるっと回ってきました。江戸時代後期のお寺ってけっこう残ってるもんなんですね。
四谷、本性寺。
通りすがりの理髪店。
愛染院の庚申塔。愛染院は高松喜六の墓・塙保己一の墓などがある。
愛染院は面白くて、朱印帳にのせるハンコが用意されていてお参りしたら勝手にスタンプ押して帰れってスタンス。張り紙がちゃんとあって「納経帳の本当の意味をお分かりでしょうか」見たいに書いてあって、本当に納経をする人だけきちんと筆で朱印帳を書く、それ以外のお参りだけの人は忙しいんだからいちいちインターフォン鳴らすな!(自分でスタンプ押しとけ)ってことらしいです。まあ普通の寺はいちいち押しかけてこられて筆で書くのは確かに厳しいでしょうな。
写真はないけど西念寺も近くにあって、ここは服部半蔵の墓がある。ハットリくんがここに!と思うと感慨深いものがありました。東京はちゃんと調べると、けっこう歴史があって面白いね!
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