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駅でもなく、ビールでもなく、神様、あるいは溺死体の「えびす」です。
えびす - Wikipedia
寄り神信仰(漂着神)
特殊な例として、海外からの漂着物や人(日本人以外の場合もある)や動物の遺骸のことをえびすと呼ぶ地域もあり、漁のときに漂着物や遺骸を拾うと大漁になるという信仰もあるという。漁業に使う網の浮きに神が宿り正月などに祀る地域があるが、四国の宇和島周辺や隠岐などでは、その浮きのことを「えびすあば」(あばとは浮きのこと)と呼んでおり、えびすが漁業神であることを示す好例である。九州南部には、漁期の初めに海中からえびすの御神体とするための石を拾ってくるという風習があるという。これらの民俗信仰は、えびすの本来の性格を比較的とどめているものと考えられる。
エビスというのはとにかく水に関係ある神様らしい。死体のエビスも海から流れてくる。面白いのは日本神話に出てくる「蛭子」も”えびす”であって関係してくること。「蛭子」はイザナギ、イザナミの子だったが、不具で生まれてきたために流されて捨てられた。流されたからにはどこかに漂着するだろうってことでこれも「エビス」になる。あとは外国人もえびす(夷、戎)。外国人も海から流れてきますからなあ。
通常はエビスさんといえば大国主の息子の事代主神(ことしろぬしかみ)を思い浮かべるのが普通だと思う。つまり七福神の「えべっさん」。ビールのあれもそうだしね。
まあつまりは、溺死体でさえ神様にしてしまう日本人はすげーってこと。あなたのうちの近くの恵比寿系の神社も、もしかしたら死体を祭っているかも。。。諸星大二郎も溺死体=エビスには興味があるみたいで、関連するテーマの漫画を多数書いています。
単行本「六福神」の「海より来るもの」より。
えびす - Wikipedia
寄り神信仰(漂着神)
特殊な例として、海外からの漂着物や人(日本人以外の場合もある)や動物の遺骸のことをえびすと呼ぶ地域もあり、漁のときに漂着物や遺骸を拾うと大漁になるという信仰もあるという。漁業に使う網の浮きに神が宿り正月などに祀る地域があるが、四国の宇和島周辺や隠岐などでは、その浮きのことを「えびすあば」(あばとは浮きのこと)と呼んでおり、えびすが漁業神であることを示す好例である。九州南部には、漁期の初めに海中からえびすの御神体とするための石を拾ってくるという風習があるという。これらの民俗信仰は、えびすの本来の性格を比較的とどめているものと考えられる。
エビスというのはとにかく水に関係ある神様らしい。死体のエビスも海から流れてくる。面白いのは日本神話に出てくる「蛭子」も”えびす”であって関係してくること。「蛭子」はイザナギ、イザナミの子だったが、不具で生まれてきたために流されて捨てられた。流されたからにはどこかに漂着するだろうってことでこれも「エビス」になる。あとは外国人もえびす(夷、戎)。外国人も海から流れてきますからなあ。
通常はエビスさんといえば大国主の息子の事代主神(ことしろぬしかみ)を思い浮かべるのが普通だと思う。つまり七福神の「えべっさん」。ビールのあれもそうだしね。
まあつまりは、溺死体でさえ神様にしてしまう日本人はすげーってこと。あなたのうちの近くの恵比寿系の神社も、もしかしたら死体を祭っているかも。。。諸星大二郎も溺死体=エビスには興味があるみたいで、関連するテーマの漫画を多数書いています。
単行本「六福神」の「海より来るもの」より。
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