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まだ読んでないんだけど、諸星大二郎なんだから面白いに決まってます。
本当に好きな漫画は最高のシチュエーションで読みたいので、案外買ってからしばらく読まなかったりする。
これも伊藤潤二なんだから面白いに決まってる。この人も相変わらず、人が本能的に不快だと思う映像を描くのが得意。そのくせこの人の描く女の人はすばらしく美しいんだよね。
ドラマ化までした有名な漫画だけど、ドラマのほうを先に知っていたのでミーハーな感じがしてなんとなく敬遠していた。読んでみたら意外に面白かったです。
ドラマ化までしている漫画なのでたいがいの人は知っていると思うが、一応読んだことない人のために説明すると、一口で言ってカイジのジャンケンゲームの部分だけを突き詰めた感じ。カイジの場合は後半から綱渡りをしたりパチンコやマージャンになってしまうけど、この漫画は延々と独自ルールのゲームで進行していく。俺はカイジのジャンケンゲームが好きで、それ以外は「ただの既存のギャンブルじゃん」と残念に思っていた口なので、この漫画は楽しめます。独自ルールの集団ゲームを大金をかけて必死にやることでの、お互いの心理の読み合いやルールの裏をかいた出し抜きなどの駆け引きを楽しめます。
これ、連載当時すごく好きだった。確か俺が高校生くらいかな。ちょうど中国拳法とか興味あったので。近所の少林寺拳法に習いに行ってた時期。コンビニに廉価版が今置いてありますね。
少々元気のありすぎる少年、拳児は祖父から中国拳法の八極拳(実在します)を習う。拳法を通じていろいろな師に出会いつつ、上級生やら暴走族を喧嘩しつつも成長する拳児だが、数奇な運命から、高校を休学して中国大陸に渡ったまま行方不明になった祖父を探しに中国に向かうことになる、という話。
子供時代と青年時代で絵のタッチががらっと変わってしまう。俺は子供時代のさっぱりした画風のほうが好きだったな。あと主人公の拳児が、子供時代は元気のいい悪ガキで魅力的なのに、高校生になるとなんか優等生風のいい子ちゃんになってしまって、大人からすると評価すべき有望な若者なんだろうが、漫画の主人公としてはぜんぜん魅力がない。少年時代編のまま入ってほしかったな。
あと、いくら八極拳を習うためとはいえ、中国の秘密結社なんかに入っちゃだめなんじゃないだろうか。理想的に書いてはいるが、要はマフィアだよねえ?せっかく日本に生まれて大事に育てられたのに、末は中国マフィアの一員じゃ親が泣きます。あと中国(と中国人)をちょっと理想的に書きすぎているかなーという気がします。たぶん幻想だと思うよ、それって。
SFホラー的な感じの漫画。けっこう設定とかストーリー運びは雑なので名作とはいいがたいが、独特の雰囲気とカタルシスのある漫画。ある離れ島が吸血鬼に占拠されてしまって、そこにだまされた誘い込まれた主人公とその仲間が吸血鬼の親玉を倒すために戦う、という話。吸血鬼が変態して「オニ」という生き物になるんだけど、そのオニをいかに気持ち悪く、おそろしく、生理的嫌悪感の感じる生き物に描くかに命かけてる感じ。人間がもし捕食される側の動物だったら、、、という恐怖を描くのが、この作者の趣旨なんだと思う。(だからストーリーは結構雑)
あと、この人は過去に「クーデータクラブ」と「サオリ」っていうこの漫画とはまったく別方向の漫画を書いていて、これも面白い。この人の根底にはなんか「童貞の創造するSMチックな妄想」っていうテーマが一貫してあって、そこに強烈なフェチシズムを感じる。気味の悪い怪物とそれを飼う「オニ使い」のやりとりがまるでSMみたいにエロチックにかくシーンがあって、こんな倒錯したものが描けるのはこの人くらいかなーと。
これも俺が高校くらいのときにヤンサンで連載していた。小山ゆうと武田鉄也合作の坂本竜馬の伝記漫画。竜馬の少年時代はさすがに脚色が多いのだが(この辺は小山ゆうの色が強い)、後半、薩長同盟を成し遂げるあたりから竜馬の死までのところはさすがに史実がはっきりしているため、史実の説明が多く、漫画というよりは挿絵入りの歴史解説本みたいになっている。(幕末の歴史の勉強にはお勧め)
竜馬が寺田屋で切られるシーンは、司馬遼太郎をはじめさまざまな本で描かれているが、漫画で実際に描写するとそのリアルなビジュアルの迫力に圧倒される。(ここはまったく脚色なく、台詞まですべて史実どおり描いている)
後半の見所としては、
・薩長同盟がいったん破談しかけて竜馬が真剣に悔しがるシーン
・陸奥宗光の視点で、竜馬が薩長に新政府の案を見せるシーン
・桂小五郎が薩長同盟を進めたばかりに藩内で迫害に会うシーン
・竜馬が寺田屋で切られる最後のシーン
がひどく感動できます。
よつばとが表紙なので買ってしまう。内容はデザインの視点から見た漫画の装丁の特集。これがまた面白い。漫画好きなら買うべきかと。よつばと効果か、アマゾンだと品切れ。
ザワさん、待ちに待った単行本がついにでますよ!
男に混じって一人だけ女の子の高校球児、ザワさんの練習中の微妙な一コマを描くだけ、の漫画。4ページくらいの短編で、例えていうならば、ザワさんを好きな子が、陰からこっそりのぞいているような視点で書かれる。体育会で男っぽく、男とまったく同じように練習しているザワさんの、日常のほんの一瞬の、ちょっとした色気、というか魅力を描いたフェチ漫画。
普通のストーリーのある野球漫画のプロローグなのかと思ったら、ずーっと今のまま続いているという不可思議な漫画。なんかこういうおしゃれっ気のない体育会の女の子の、よくある典型的女性の色気とはまた違う、独特の魅力ってなんかすごく分かる。
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